出版社内容情報
『資本論』は資本主義経済とその運動法則を明らかにし,この社会の基本的矛盾を鮮かに描き出した不朽の書であるが,その鋭い科学的分析と基本的論点をわれわれ自身のものにすることは容易でない.これをどう読み,何を学ぶべきか.『資本論』研究五十年の著者が,人生と社会を語りつつ,若い読者のために試みた『資本論』案内.
内容説明
『資本論』は資本主義経済とその運動法則を明らかにし、この社会の基本的矛盾を鮮かに描き出した不朽の書であるが、その鋭い科学的分析と基本的論点をわれわれ自身のものにすることは容易でない。これをどう読み、何を学ぶべきか。『資本論』研究五十年の著者が、人生と社会を語りつつ、若い読者のために平易な形で『資本論』案内を試みる。
目次
1 はじめに―旅について
2 社会と労働(『小さな王国』;社会とは何か;人間の労働)
3 『資本論』への道―マルクスの思想的発展(青年時代のマルクス;初期の思想;史的唯物論(一)
史的唯物論(二))
4 『資本論』―近代社会の経済的運動法則(『資本論』の成立;労働過程;『資本論』と人間の行為;何故労働価値説でなければならぬか;貨幣の必然性;人間労働力の搾取;価値法則は複雑な姿で貫かれる;生産部門間の均衡とその破壊;資本主義的蓄積の一般的法則)
著者等紹介
向坂逸郎[サキサカイツロウ]
1897‐1985年。1921年東京大学経済学部卒業。専攻、理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
かさねパパ
kaizen@名古屋de朝活読書会
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miyuki