岩波文庫別冊<br> 岩波文庫の80年

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岩波文庫別冊
岩波文庫の80年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 583p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003500217
  • NDC分類 025.9
  • Cコード C0100

内容説明

1927(昭和2)年7月の創刊から2006(平成18)年12月までに刊行された岩波文庫の刊行順全書目リストと索引。他に、「ワイド版岩波文庫総目録」、「岩波文庫略年表」、「岩波文庫略史」、「岩波文庫論」(岩波茂雄)、「岩波文庫の定価の基準の変遷」、「岩波文庫の整理番号について」等を収録した、ハンディな岩波文庫資料集。

目次

岩波文庫刊行順全書目リスト(1927年7月~2006年12月)
「教科書版」岩波文庫総目録
「岩波クラシックス」総目録
ワイド版岩波文庫総目録(1991年1月~2006年12月)
岩波文庫略年表
岩波文庫略史
岩波文庫論(岩波茂雄)
岩波文庫の定価の基準の変遷
岩波文庫の整理番号について
大戦時における岩波文庫
主な岩波文庫のフェア書目一覧
「読書のすすめ」(第1‐11集)一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

16
史料複写の待ち時間に。陸軍恤兵部から岩波文庫20点、各5000部を実費で納入せよという命令。紙も特別に配給。戦線の兵士の慰問用という。「大戦期における岩波文庫」の一文がおもしろい。その他、岩波文庫の価格変遷など。2015/02/20

チェアー

9
目録を読むようになるともう…と思っていたが、案外面白かった。創刊当初はとにかく古典、近年はアンソロジーという岩波文庫の流れが分かる。略史も面白い。それにしてもこんなに読んでいない世界、知らない世界があるのかと絶望的になる。いったいこの本のうちどれくらい読めるのか、死ぬまでに。あ、面白そうな本もいくつか。とりわけ「食卓歓談集」は面白そう。だって目次を見たら「宴会の幹事はどういう人物であるべきか」「なぜ秋には空腹を感じやすいか」だよ。で、岩波文庫でコンプリート(読了)している人っているのかしらん。2020/04/22

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

7
いつも手元にある。「岩波文庫 昭和8年 1冊」と古本の紹介にあったら、この本を見て調べる。初版と同じ年代であれば、今度は古書店に奥付情報を聞く。2016/09/19

壱萬弐仟縁

3
古今東西の古典の普及(p.427)を出版命題とする。「古典は永遠に生く。其の普及は人生の問題に於ても常に其根本的解決に指針を与えるものである」(p.428)。そのとおりだと思い、至言である。評者は、白版や青版や赤版があるが、緑版や黄版が少ないので、もう少し日本文学の古典や近代文学にも視野を広げたいと思う。また、重版や復刻してほしいものにも注目していきたい。また、古本屋に行ってみたくなった。2012/05/04

Hiroki Nishizumi

1
このカタログで喜びを感じるのは時刻表を読むとの類似した思考回路だろうな。まだまだだけど・・・・2016/11/22

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