出版社内容情報
オーストリア学派の価値理論の完成者たる著者(1851‐1914)が,初めてその所論を展開したもので同派価値学説史上きわめて重要な文献である.先蹤者メンガーおよびウィーザーの所説を擁護し,労働価値説を含む費用説一般の誤謬を指摘し,真の価値決定の法則として限界効用の理論を明快に説明したものである.
オーストリア学派の価値理論の完成者たる著者(1851‐1914)が,初めてその所論を展開したもので同派価値学説史上きわめて重要な文献である.先蹤者メンガーおよびウィーザーの所説を擁護し,労働価値説を含む費用説一般の誤謬を指摘し,真の価値決定の法則として限界効用の理論を明快に説明したものである.