岩波文庫
心理学〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003364055
  • NDC分類 140
  • Cコード C0111

出版社内容情報

常に自然科学としての心理学をめざしたジェームズ(一八四二―一九一〇)は,心理学の目的を,意識状態(心的状態)そのものを記述し説明することであるとし,その説明のために,意識状態の原因,条件,結果などに関して,意識状態と内外の関係を支配する法則を発見することを論じた.主著『心理学原理』の短縮版.索引を付す.

内容説明

意識の推移的性質を重視、これを不断の流動(意識の流れ)とみて、ロック以来の静的な構成心理学に革新をもたらした心理学の名著。

目次

第14章 概念
第15章 弁別
第16章 連合
第17章 時間の感
第18章 記憶
第19章 想像
第20章 知覚
第21章 空間の知覚
第22章 推理
第23章 意識と運動
第24章 情動
第25章 本能
第26章 意志
終章 心理学と哲学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のほほんなかえるさん

2
よくもわるくも古典。自己啓発本をよむならこれを読もう!新訳も実にいいと思う。2011/02/17

Hiroki Hatano

1
上巻に引き続き、外からのインプットをどう処理するか(仕分け、関連付け、記憶、想像、推理)を丁寧に解説し、最後は意識と行動について述べている。心理学の古典ということで読んでみたが、わかったつもりになっていると思うので、もっと心理学を勉強してから、もう一度立ち返り、再読したい。2013/08/23

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