出版社内容情報
マクス・シュティルナー(1806‐1856)はヘーゲル学派の解体のなかから出現した19世紀ドイツの特異な思想家である.彼は本書において,あらゆる外的な権威を排斥して,もっぱら自我の権威のみを説くところの徹底的な個人主義を主張し,哲学的無政府主義に到達している.バクーニン,クロポトキン,ニーチェなどに影響を与えたユニークな著作.
マクス・シュティルナー(1806‐1856)はヘーゲル学派の解体のなかから出現した19世紀ドイツの特異な思想家である.彼は本書において,あらゆる外的な権威を排斥して,もっぱら自我の権威のみを説くところの徹底的な個人主義を主張し,哲学的無政府主義に到達している.バクーニン,クロポトキン,ニーチェなどに影響を与えたユニークな著作.