出版社内容情報
大民族からの圧迫にさらされながらも固有の文化を維持し続けてきたモンゴルの人々.著者が自ら探索し明るみに出した貴重な古文書を手がかりに,モンゴル人の歴史意識の発展をたどり,広い視野から草原の民の歴史と文化を語る.
内容説明
広大な草原の遊牧生活とチンギス・ハーン―周辺の大民族からの圧迫にさらされながらも固有の文化を育み維持しつづけてきたモンゴルの人々。著者が自ら探究し明るみに出した貴重な古文書を手がかりとして、モンゴル人の歴史意識の発展をたどり、豊かな文学の実りにふれて、草原の民の文化と歴史を広い視野から紹介する。
目次
第1章 EX TARTARO―地獄から来れる者ども
第2章 北京からモスクワまで―北京とモスクワの間
第3章 焼けこげた過去の遺物
第4章 デンマーク人らがモンゴルの歴史文書を発見する
第5章 最後の大ハーンの悲劇
第6章 モンゴル人のニーベルンゲンのうた
第7章 ラマ僧はシャマンを駆逐する
第8章 雑記帳に見る政治
第9章 英雄ら再び馬を馳せる
第10章 天幕の中の劇場
第11章 地の神々それを禁じ給う
-
- 和書
- 考える線形代数