出版社内容情報
陶淵明(三六五‐四二七)といえば人は「帰りなんいざ,田園まさに蕪れなんとす」の一句を想いうかべ,酒を愛したのんきな田園詩人といったイメージを描くだろう.ところがどうして,そんなイメージをもってしては到底おおえぬ複雑な振幅の持主であることを何よりも作品が語っている.全作品の原文・訓読文に注・現代語訳をくわえた.
内容説明
陶淵明(365‐427)といえば人は「帰りなんいざ、田園まさに蕪れなんとす」の一句を想いうかべ、酒を愛したのんきな田園詩人といったイメージを描くだろう。ところがどうして、そんなイメージをもってしては到底おおえぬ複雑な振幅の持主であることを何よりも作品が語っている。全作品の原文・訓読文に注・現代語訳をくわえた。
目次
巻1 詩四言
巻2 詩五言
巻3 詩五言