岩波文庫<br> 北越雪譜 (改版)

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岩波文庫
北越雪譜 (改版)

  • 鈴木牧之/山東京山
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 岩波書店(1978/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003022610
  • NDC分類 914.5
  • Cコード C0139

出版社内容情報

著者は雪で名高い北越塩沢の人.諸国の人々に越後の雪を主題とし,それに付帯した風俗習慣を伝えんとした.出版には馬琴,京伝等が関係し,当時天下の奇書として圧倒的な人気を博したという.しかも今日これを見れば単に風土記的な興趣のみならず,科学的随筆とも称すべく,また方言研究の重要資料でもある. (解説 益田勝実)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

337
これまで北越踏査行だと思い込んでいたが、越後魚沼の鹽澤に生まれ育った鈴木牧之の定点からの北越譜。自然科学的な見地からの雪、あるいは雪国の観察記あり、地誌あり、民俗誌ありと、およそこの地方のあらゆることがらに筆が及ぶ。そのせいで、やや構成意識は弱いのだが。例えば初編巻之中で長々と「縮」について述べてみたりなど。「暖国」、「暖地」の私たちの想像を越える雪国の記述はきわめて貴重。文中でしばしば漢籍にも話が及ぶように、鈴木牧之はなかなかの教養人でもあり、また今も愛読されるような文章家でもあった。2022/10/19

金吾

31
読みやすい文章で書かれており、江戸時代の雪国の風俗習慣がよくわかります。鮭、寒行、熊の話が興味深かったです。また挿し絵も面白かったです。2023/01/16

壱萬弐仟縁

18
ルビがふってあるので読める。絵画が緩急をつける。20-21頁に雪の結晶絵。他著にもあったが、結晶に関心をもったということは顕微鏡という文明の利器も江戸時代に既に待望されていたことがわかる。雪に対する分析力は、現代よりも優れていたのかもしれない。熊捕(くまとり)の話もある(37頁~)。熊胆(くまのい)が出てくる。熊は和獣の王(38頁)という認識。「熊人を助(たすく)」(41頁~)があるので、必ずしも獣害ではないのだろうか。人花の散るのと吹雪の対照は、潮干狩と津波の関係のようだという(54頁)。自然への畏怖。2013/09/22

ホースケ

17
寒い季節に読みたいと思い購入してから早3年、他の本と並行しながらようやく読み終えた。古典なのだが文章にリズムがあり情景が想像しやすい。雪国ならではの厳しい暮らしや風習、不思議な出来事、動物とのかかわりなどが淡々と時にユーモアを交えながら書かれている。中でも「熊人を助く」「雪に座頭を降す」は楽しく好きな話だ。解説を読むと、この作品が世に出るまでには紆余曲折があり、江戸時代に地方に住む文人の並々ならぬ苦労がうかがわれる。挿絵のほとんどを描き直されたことや、中央文人の差別意識を作者はどのように感じていたのだろう2023/02/21

shomma

17
一年くらいじりじりと読んでいた。二百年くらい前の雪国(新潟)の風習(と多数の脱線)を描く。私にとっては郷里の話なので、地名も馴染みがあり、形は変わっても今も残っている斎ノ神の祭だとか、よく考えればほんの二百年の話なのだなあ等と思った。話の流れを追えずに適当に読んだ部分もあるが、脱線部分を除くと比較的理解しやすい文章。妙な言葉だなと思って検索するとたんにこの北越雪譜が引かれた辞書に行き当たるということ多数。2021/01/03

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