岩波文庫<br> 能狂言 〈上〉

岩波文庫
能狂言 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003012215
  • Cコード C0195

出版社内容情報

狂言とは鎌倉時代から,笑劇の意に用いられ,猿楽能に対して狂言能といわれた.本書は中世以来正しい芸統を持ち伝えた狂言の主流ともいうべき大蔵流の大蔵虎寛自筆本を底本とした.これは能狂言の典拠また今の演劇の台本としても定本ということのできるものである.さらに山本東次郎師の口伝を参照して濁点・句点を施した.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牛歩

1
一冊通して読んだだけでも大筋が同じで細部が異なる、いわば話のヴァージョン違いがたくさんあることがわかる。/中・下もなるべく早めに読みたい。2012/02/20

小心

0
ラストに収録された「武悪」は短編小説に近いわね。グータラだけどご主人様のために池にジャブジャブ入って魚を捕まえに行く武悪が憎めない。このエピソードがあるとないとでは観客の感情移入が大きく変わってくるのね。2014/01/14

小心

0
久しぶりの読了。狂言の舞台って一度も見たことない。能も狂言も何言ってるのかわかんないしーって、昔は関心なかったけど、古文に慣れてきた今なら多少聞き取れるのかしら。 狂言って似たような話がいくつもあるのね。登場人物一緒で小道具を変えただけ、みたいな。落語にも似てるかな。大して面白くないなあと思う話もあるし、これは是非一度舞台で見たいと思うものも。 2011/01/27

小心

0
読了三度目。「すみぬり」で女がグダグダ謂うなんちゃって恨み言は現代でも同じだなあと思った。2021/12/29

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