出版社内容情報
交通事故、労災、転倒など、予期せぬアクシデントによって脳に衝撃が伝わることで起きるMTBI(軽度外傷性脳損傷)。その多様な症状、診断の難しさや対処法について、治療・相談に取り組んできた医師が、具体的な事例をもとに詳しく紹介。当事者を苦しめる自賠責・労災保険認定をめぐる困難の背景を解説し、問題解決への糸口を探る。
内容説明
交通事故や労災、転倒など、予期せぬアクシデントによって脳に衝撃が伝わることで起きるMTBI(軽度外傷性脳損傷)。その多様な症状、診断の難しさや対処法について、治療・相談に取り組んできた医師が、具体的な症例をもとに詳しく紹介。自賠責(労災)保険において等級認定が過小評価されている実態を浮き彫りにし、問題解決への糸口を探る。「MTBIに関する法律的立場からの見解」(石黒敏洋弁護士)を収録。
目次
1 MTBIとは何か―その概要と医学的見解の推移
2 MTBIの諸症状(1)―精神・心理的側面
3 MTBIの諸症状(2)―身体・感覚的側面
4 認められにくいMTBI
5 自賠責保険等級認定とMTBI
6 MTBIに関する法律的立場からの見解(石黒敏洋)
著者等紹介
山口研一郎[ヤマグチケンイチロウ]
1949年生まれ。長崎大学医学部卒業。脳神経外科、神経内科を専門とする医師。大学病院勤務などを経て、大阪府高槻市の「やまぐちクリニック」で高次脳機能障害の診療や認知リハビリに取り組む。「現代医療を考える会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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