内容説明
単なる経済連携協定ではない、TPP。交渉は秘密に進められているが、漏れ伝わってくる内容は、どれも生活のあらゆる分野で私たちの暮らしを一変させる可能性を含むものばかり。どんな「日本の光景」を子どもたちに残していくのか、参加する前に考えたい、TPPの真実。
目次
第1章 1%の1%による1%のための協定
第2章 食卓から安全と安心が消えていく
第3章 医療が市場競争にさらされるとき
第4章 日本の光景が一変してしまう
おわりに 柔軟な姿勢で最適解を考えよう
著者等紹介
鈴木宣弘[スズキノブヒロ]
1958年三重県生まれ。東京大学大学院教授。農学博士。1982年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学教授を経て、2006年より現職。専門は農業経済学、国際貿易論。財務省関税・外国為替等審議会委員、経済産業省産業構造審議会委員。日本農業経済学会副会長
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1947年生まれ。『技術と人間』編集部を経て、現在、ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表
山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。出版関連会社、ライター集団を経て独立。「人と時代」を共通のテーマとして、医療、建築、現代史、経済など分野を超えてノンフィクションを執筆
色平哲郎[イロヒラテツロウ]
1960年神奈川県生まれ。内科医。JA長野厚生連・佐久総合病院地域医療部地域ケア科医長。東京大学を中退後、世界を放浪し、医師を目指し京都大学医学部へ入学。1998年から2008年まで長野県南相木村の診療所長をつとめる。TPP問題では医療への影響を積極的に発信する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よこしま
壱萬弐仟縁
masabi
gollum
じょに~