出版社内容情報
命と暮らしは生産調整できない.にもかかわらず,それを強いられ続ける有期雇用.契約更新確保のために,飲まざるをえない低条件.働く人の三分の一以上が有期雇用であるデフレ下の現在,求められるべき労働の形を,現場の多くの声から伝える.雇い止め・派遣切り・条件切り
内容説明
「景気の調整弁」として、コスト化された人件費削減のツケを、「自ら選んだ」働き方だからと押し付けられ続ける有期雇用労働者。しかし、生活も命も、生産調整できるものではない。リーマンショック以降、危機的状況といわれるその労働と生活が、大震災を機に一層深刻の度を増している。現場からの多くの声が伝えるその実態とは。
目次
1 有期雇用の最前線
2 非正規雇用とは何か
3 有期雇用改革
著者等紹介
中野麻美[ナカノマミ]
弁護士、1975年北海道大学卒業。79年弁護士登録。NPO派遣労働ネットワーク理事長。日本労働弁護団常任幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。