日本近代思想大系 〈23〉 風俗 性

日本近代思想大系 〈23〉 風俗 性

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 558p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784002300238
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3336

出版社内容情報

世相・流行を活写する繁昌記や衣食住のカタログ的解説書,開化論・反開化論,風俗研究など,様々な角度からの史料を集成.また性をめぐり揺れ動いた意識を雑誌等に追い,人々の風俗・生活感覚から「近代」を考察する.

内容説明

明治初年の世相・流行を活写する繁昌記や衣食住のカタログ的解説書、知識人による開化論・反開化論、同時代人による風俗研究の論考など、様々な角度からの史料を集成。また恋愛・結婚・家庭・性生活など性をめぐり揺れ動いた意識を、当時流布した雑誌やハウツー物に追い、人々の風俗・生活感覚から「近代」を考察する。図版も多数収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

11
市立図書館にて。「Ⅲ 性」の解説(上野千鶴子)。明治8年、米国人アストン著、千葉繁訳『造化機論』が刊行。漢文カタカナ混じりルビなしであり、通俗性科学者ではない。明治11年 『通俗男女自衛論』刊行。これはドイツの本で、ここからオナニー非難が始まる。最初は手淫や独淫と訳され、自涜(selbstbefleckung)となり、自慰と修正される。男女同権な開化セクソロジーは、明治23年の教育勅語発布で途絶える。植木枝盛『男女の同権』は明治21年。2018/10/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1860181
  • ご注意事項