日本近代思想大系 〈12〉 対外観 芝原拓自

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  • サイズ A5判/ページ数 534p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784002300122
  • NDC分類 210.6

出版社内容情報

様々な外交的課題を通して浮び上がる西洋観・アジア観の諸相.官僚の外交論を一方に据え,新聞の論説・投書86点を集大成.議論は欧州列強からトルコ,エジプトに及ぶ.中国・朝鮮・琉球論からは今に続く課題が窺える.

内容説明

欧米列強からトルコ、アフガン、エジプト、ベトナム、ビルマ、さらに中国、朝鮮、琉球―国際紛争を巡る議論の中に浮び上がる対外意識の諸相。政府・官僚の外交論を一方にすえ、新聞論説を初めて集大成。

目次

有司・官僚の対外観
新聞論調(西洋観と国際政治論;中国をめぐって;朝鮮をめぐって)
新聞論調にみる琉球論
補注(出典とした新聞;主要な国際紛争)
解説 対外観とナショナリズム

感想・レビュー

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ららぴっと

1
維新後の明治前半期、様々な公文書・意見書・論策・意見書・新聞などから、日本の近代国家形期における対外観を明らかにしている。明治期の対外観に関して、個別の事件や個人ではなく、ある程度長い時間の中で考察されたものは少なく、貴重な研究である。2013/03/23

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