日本近代思想大系 〈8〉 経済構想 中村政則

日本近代思想大系 〈8〉 経済構想 中村政則

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  • サイズ A5判/ページ数 513p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784002300085
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3330

出版社内容情報

日本は如何にして「近代化」に成功したか.それは今なお経済的自立に苦しむ世界諸地域の関心の的である.官僚の経済政策の全体像と,知識人・実業家・豪農・外国人の批判・提言とを併せて,日本資本主義の原型の成立過程を追う.

内容説明

日本はなぜ、またいかにして近代化に成功したか。それは今なお経済的自立に苦しむ第3世界の熱い関心の的である。岩倉・大久保・大隈・松方・伊藤ら維新官僚の、時に激烈な対立を示した経済政策の全体像。知識人・実業家・豪農・外国人の批判・意識・提言と併せて、日本資本主義の原型の成立過程を追う基本史料集。

目次

1 維新官僚の経済構想(殖産興業政策の始動;殖産興業政策の本格化;殖産興業政策の転換;地租改正;秩禄処分と華士族授産)
2 民間人の経済構想(知識人・ジャーナリストの経済論;実業家の経済論;豪農の経済意識)
3 外国人の経済構想
解説 明治前期における資本主義体制の構想