STAMP BOOKS<br> さよならを待つふたりのために

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

STAMP BOOKS
さよならを待つふたりのために

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月06日 15時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001164053
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

ヘイゼルは十六歳。甲状腺がんが肺に転移して以来、もう三年も酸素ボンベが手放せない生活。骨肉腫で片脚を失った少年オーガスタスと出会い、互いにひかれあうが…。死をみつめながら日々を生きる若者の姿を力強く描く、傑作青春小説。

著者等紹介

グリーン,ジョン[グリーン,ジョン] [Green,John]
1977年、インディアナ州生まれ。デビュー作『アラスカを追いかけて』(白水社)でマイケル・L・プリンツ賞、『ペーパータウン』(岩波書店)でエドガー賞ヤングアダルト部門賞を受賞。現在米国で最も人気のある作家の一人。弟のハンク・グリーンとYouTubeに動画を投稿する、Vlogbrothersの活動でも知られている

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山県生まれ。法政大学社会学部教授。英米の古典からヤングアダルト、ノンフィクションまで幅広い翻訳を手がける

竹内茜[タケウチアカネ]
1985年、東京都生まれ。白百合女子大学大学院で児童文学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

125
最悪だよ。2人の出会う場所が、若いガン患者のためのサークルだなんて。脚が切断されていたり、常に鼻にカニューレを入れていたり、視力を失っていたり…、そんな状態での出会いと恋愛。友情。彼らの口から出る言葉に、自分自身が知らずと持っていた偏見にも気付かされた。ガン患者だからって、勇敢に戦ったとか言われなくていい。治療は寛解でなく、延命。気がふさぐのは、ガン治療の副作用でなく、死の副作用。そして、賽の河原での石積みを考えさせられてしまった。つらいことは多いが、それでも読んでよかったと思う。2020/12/01

masa@レビューお休み中

87
時間は誰にでも平等に訪れる。しかし、それはあくまで、同じ条件であればという前提がつくのではないだろうか。80歳まで生きられる人と、20歳までしか生きられない人を同じ土俵にあげることはできない。時は残酷だ。ガンという病に冒されたオーガスタスとヘイゼルは、まだティーンの少年と少女だ。でも、同年代の友達と同じように生きることはできない。ガンは、体内からなくなることはなく、そこにあり続けるからだ。逃げることすら彼らには許されていない。そんな状況の中でふたりは出会ってしまう。そして、恋に落ちてしまうのだ。2013/11/15

mocha

77
いつも呼吸器につながれているヘイゼルと、骨肉腫で義足のオーガスタス。二人は恋をし、やがて別れの時を迎える。病気だからといって二人はけして特別じゃない。恋をして、悩んで、キラキラと生きている若者たちだ。必要以上に美化したり、悲恋物語にしないところがとても良い。彼らが「生きているあいだにしたことは、がんになったことだけじゃない」のだから。2015/08/25

R

63
若くして癌を患った男女のラブストーリーでした。読み終わると、人生について考えさせられるほど壮大な物語だったように思うけど、描かれていたのはティーンエイジャーの恋愛、愛おしい儚さが素晴らしい。癌を死の副作用のひとつだと思いながら、それを抱えて生きることの辛さ、受け入れようとし、納得したり、できなかったりの葛藤が苦しいのだけども、それが当たり前に存在する生の中にいるということと、切欠にして出会った二人の物語というものが、癌だから、なんていう安直な話にしていないのが秀逸。2019/06/04

月島雫

57
アメリカのティーンエイジャーのガン闘病記もの。よくあるお涙頂戴モノとはまったく違う。従来の作品は病気と闘う健気で可哀想な子に描かれることが多い。でもこの物語の主人公ヘイゼルはまったく逆。常に斜に構えていて自分自身すら辛らつに評価する。印象に残った台詞が「人生で1番辛いことはティーンエイジャーでガンになることではなく自分の子供がティーンエイジャーでガンになること」(意訳)ヘイゼルの強さが私にもほしい。「傷つけられる相手は自分で選びたい」号泣ではないけれど、最後の2行を思い出すと自然と涙が出る。2014/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6889826
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。