著者等紹介
マーヒー,マーガレット[マーヒー,マーガレット][Mahy,Margaret]
1936年生まれ。ニュージーランドの児童文学作家。図書館司書として働きながら創作をはじめる。1980年より執筆に専念し、絵本や幼年向けの物語からヤングアダルトまで、幅広い創作活動をつづけている。『足音がやってくる』『めざめれば魔女』(岩波書店)で2度カーネギー賞を受賞するなど、国内外での受賞多数。2006年には、国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した
幾島幸子[イクシマサチコ]
1951年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ででんでん
2
こちらもブックトークのため、再読。マーガレット・マーヒーはおもしろいなあ。10年以上前の作品だけれど、海外のものはあまり古さを感じさせない。2017/02/13
NOYUKI
0
名セリフがたくさん!2017/06/25
in medio tutissimus ibis.
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何かを伝えたかったことが無いだろうか? もちろんあるはずだ。人はいつだって誰かに何かを伝える事ばかり考えている。だから、もしそれができなくなったとしたら――誰もあなたの言葉を聞いてくれなかったら? あなたの声はやがて叫びに変わり、そして、そこから少しずつ伝えたかった何かは蒸発していってしまう。伝えよう、何か伝えようという気持ちだけを残して。しなやかな若木のようだった言葉が、切り刻まれ換装した古材のようになってしまう。そうなってしまうのだ、あなたも。この本に出てくる人々の誰もがそうであるように。例外はなく。2014/10/05
timeturner
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コンピューターがこんなに怖い存在になるとは。ちょっと貞子みたい。古めかしい幽霊と最新技術が結びついて、今どきの子どもたちが二重に興味をもちそうな構成になっている。2013/08/16
ちいさな図書館
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図書館の隅にいつも座っている幽霊がいたら?同じ頃、友達の家にも幽霊が出たら??主人公・ディッタの好奇心旺盛な様子に一緒にグイグイ引き込まれた。冒頭からいきなり物語が走り出すところもいい。2010/06/04