河合隼雄著作集 第2期〈第4巻〉子どもといのち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000924948
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0311

出版社内容情報

日本人として初めてユング派分析家の資格を取得し,以来40年近く,日本における臨床心理学の確立に努めてきた河合隼雄氏の考察は,心理療法から宗教,教育,文学,日本文化論など多様にひろがり,内外に決定的な影響を与えつつある.本著作集では,第I期に続き氏の業績を新たなテーマ別に編集・集成し,各巻にはその主題にそった著者自身による序説を付す.また,幅広い分野の第一人者たちによる月報を付し,著者の領域を超えた執筆活動を重層的に位置づける.

目次

子どもと物語
物語とふしぎ
児童文学の中の「いのち」
児童文学のなかの家族
絵本の中の音と歌
日本語と日本人の心
「わかること」と「わからぬこと」―子どもの「帯電」状況をどう変えるか
透明なボク―神戸小6殺害事件を問う
児童文学のなかの「死」
解説 バーリー・ドハティ『ディアノーバディ』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

53
【図書館】3歳から4歳くらいの子には《あした》という感覚がないということをどこかで読んだと思う。東京で太陽が出てても、地球の裏側では満月だとしたら、彼らには本当に《ふしぎな》ことになるのではないか?《わたし》という感覚は10歳前後で《わたしが存在する》となるらしいが、なぜこんなに《ふしぎ》なのか、幾つになっても判ろうとすればするほど落ち込むこともある。(笑)祈りについてふれているのも珍しいが、自身の葛藤について触れているの(生きるべきかどうか)も珍しい。「わかりませんなあ」という声が聞こえてくるようだ。2015/01/19

じょうこ

3
ステイホーム時期に、この本をつまみ読みするのは、家に居ながら、河合隼雄先生の講義を聴きに行くようなもので、うれしかった。おかげで読んでみたい本がまたたくさんできてしまいました。2020/06/20

理心

0
数々の物語を河合隼雄先生のたましいをとおして味わえる。いつしか、私が物語の楽しみ方を知った。2021/09/04

愛希穂

0
後で2010/01/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/31068
  • ご注意事項

最近チェックした商品