鈴木孝夫著作集〈4〉武器としてのことば

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鈴木孝夫著作集〈4〉武器としてのことば

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000923149
  • NDC分類 808
  • Cコード C0381

出版社内容情報

戦後日本有数の言語学者である鈴木孝夫先生は,欧米の学問輸入に甘んぜず,文化人類学や言語社会学の方法に拠って独自の知的視座を確立し,その成果をやさしいことばで世に問うたことで知られる.本著作集は,ことばの研究をとおして「個人と社会,日本と世界」の関係をあかし,読者の明日に確かな示唆をあたえるであろう.

内容説明

著者が本書の中で一貫して主張したことは、永久に戦争を放棄した日本、しかも経済超大国として全世界規模のつながりと影響をもつようになった日本は、捨てた武器に代る国家防衛の手段として、言語と情報の力に頼るほか生きる道がないということであった。そのために総合的な見地から、国家としての言語の戦略を早急に構築する必要のあることを説いたのである。

目次

1 日本はいま、どんな国か
2 外国語教育の多様化を
3 日本語の国際化
4 日本人にとって、英語とは何か
5 受信から発信へ