出版社内容情報
サーカスを舞台に,少女エリと道化師ジョジョたちが現実と夢を行き来しながら展開する,愛と友情と冒険の物語.そしてバイエルン地方の森に住む大地の精ゴッゴローリに永遠の不死という宿命を負わせた,愛と救済のドラマ.
著者等紹介
矢川澄子[ヤガワスミコ]
作家、詩人。1930年生
岩淵達治[イワブチタツジ]
学習院大学名誉教授、ドイツ文学者、演出家。1927年生。東京大学独文科卒業
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感想・レビュー
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twinsun
5
サーカス物語の希望。ゴッゴーリ伝説の絶望。対称的なニ作品だった。2019/02/24
シン
5
「サーカス物語」尊敬する藤田和日郎先生がきっかけで興味をひかれ読了。行き場を無くしたサーカス芸人達 ジョジョの歌で物語は語られる。最後にエリを守ることを決意した芸人達の熱い姿が垣間見えてすごくよかった。ゴッゴローリ伝説も喜劇風な部分も多くて楽しく読めた。演劇を本当に見ているかのような本は初めて読んだので新鮮でした。これをきっかけにもっと読んでみたいです。2011/12/08
ochibii
3
はじめて劇を読んだ。サーカス物語はけっこう涙もん。エンデの原点は俳優→脚本→文学→児童文学っていうのをいまさら知った。子供って何も知らんよなー。でもそれもまた幸せ。2011/03/17
Ra
2
台本仕立ての苦手分野。内容は楽しめたけど、自分では想像力が足りない。2019/05/01
kotaro
1
★★★★★★★★☆☆2021/02/28