出版社内容情報
18世紀後半,漢詩は飛躍的な発展をみた.その頂点に立つのが六如と茶山である.奇抜さに富んだ六如の詩,触目の光景に無限の情趣を汲みとる茶山の詩.ともに生活に根ざした思想・感情を詠出して余すところがない.
内容説明
本巻には、菅茶山と六如の詩を収めた。
目次
菅茶山(紀州の西山子絅に寄す;肥後の薮先生に寄す―二首;御領山の大石の歌;家弟信卿の西山先生に従って書を読むを送る;竜盤 ほか)
六如(西山にて蕈を採る―十絶句;渓上―二首;柏原の山寺における冬日雑題―十六首(うち九首)
愛宕山に移住して後に賦し、知己に示す
宕山の夏日 ほか)