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中江兆民全集〈15〉新聞雑誌論説(5)

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  • サイズ B6判/ページ数 434,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000908658
  • NDC分類 081.6

出版社内容情報

自由・民権を標榜して,タテマエと現実の隔たりを見据えた兆民の言説と思想は,近代日本の草創期にひときわ光芒を放つ.今日にも通底する問題を提起するその全貌は,1983-86年に刊行された本全集によって初めて明らかにされ,兆民研究の進展や関心の高まりを促した.以来20年にならんとして,2001年は兆民没後100年にあたる.今回の再刊に際して,新資料・新知見を加えて一層の充実を期した.

内容説明

本書は、1889(明治22)年2月から1901(明治34)年3月までに中江兆民が新聞・雑誌に発表した無署名の文章一47篇を、発表年月日順に収録している。ただし、兆民執筆と認定し切れなかった「認定保留」のものは、二段組としている。

目次

憲法発布ニ就テノ愚衷
憲法発布の盛典に就て人民の喜悦
全国新聞雑誌並著訳書批評
憲法発布ノ余沢ヲ祝ス
這回の憲法に就て伊藤博文君の演説
暗殺専門家に告ぐ
森文部大臣の後任
恩地検事の公訴
出獄諸君に告ぐ
新聞雑誌の停止に就て〔ほか〕