アセンブリ―新たな民主主義の編成

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アセンブリ―新たな民主主義の編成

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  • サイズ A5判/ページ数 492p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000615181
  • NDC分類 311
  • Cコード C0010

出版社内容情報

マルチチュードよ、自らの民主主義のための起業家となれ! 抑圧や専制に抵抗するだけでなく、真に自由で公正な社会を築くための集合=集会(アセンブリ)とは。金融資本の台頭による〈共〉の搾取と、広場を占拠する新たな運動の拡大--時代のうねりを受け止め、解放へのヴィジョンを描き出す。ネグリ=ハートの到達点。

内容説明

「アラブの春」から始まった街頭の抗議は世界各地へ拡大し、民主主義を再び活性化させた。だが、多くの国で運動は終焉し、状況は以前より悪化している。社会変革への力をより強め、持続的なものにするためには、自由な参加と組織化された運動の両立が求められる。「いまこそ、互いを見つけだし、集合=合会すべきときだ」。新自由主義の最新局面を精緻な分析とともに、ネグリ=ハートの情熱がマルチチュードの力能を鼓舞し、来たるべき変革への参加を誘う。

目次

第1部 指導という問題(指導者はどこへ行った;ケンタウロスの戦略と戦術 ほか)
第2部 社会的生産(いかにして所有を“共”へと開くか;われら機械状主体 ほか)
第3部 金融の指令と新自由主義のガバナンス(金融は社会的価値を捕獲する;貨幣は社会関係を制度化する ほか)
第4部 新しい“君主”(政治的リアリズム;不可能な改革主義 ほか)

著者等紹介

ネグリ,アントニオ[ネグリ,アントニオ] [Negri,Antonio]
1933年生まれ。イタリアのマルクス主義社会学者、政治学者、活動家。元パドヴァ大学社会科学研究所教授。1970年代にアウトノミア運動の中心人物として活躍するが、79年にテロへの関与の嫌疑で逮捕・投獄される。83年にフランスへ亡命、研究・執筆活動を続けた後、97年に自主的に帰国、再収監される。2003年に釈放

ハート,マイケル[ハート,マイケル] [Hardt,Michael]
1960年生まれ。アメリカの政治哲学者、比較文学者。デューク大学文学部教授。パリ第8大学で亡命中のネグリに師事、1991年に『野生のアノマリー』を英訳する。上記のネグリとの共同作業のほか、『ドゥルーズの哲学』(法政大学出版局、1996年、新装版2003年)が邦訳されている

水嶋一憲[ミズシマカズノリ]
1960年生まれ。大阪産業大学経済学部教授。専攻はメディア文化研究、社会思想史

佐藤嘉幸[サトウヨシユキ]
1971年生まれ。筑波大学人文社会系准教授。専攻は哲学思想史

箱田徹[ハコダテツ]
1976年生まれ。天理大学人間学部准教授。専攻は思想史、現代社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KA

6
最終章をデュボイスの「民主主義の永遠の逆説」より始めるが、ネグリとハートは最初の共著『帝国』をまさに「帝国の支配が真の抵抗を可能にする」という逆説から始めたのだった。ハートは2000年のインタビューで、「帝国三部作」構想について語った際、最後の三作目は「アセンブリ」を論じるものになるだろう、と言った。それから21世紀における民主主義の危機と失敗を経て、変わらずまだ「その失敗が可能にした」可能性について語っている。ジジェクが『帝国』について言ったように、これは学術書ではない。ビジョンに満ちたマニフェストだ。2022/03/10

一郎二郎

4
主権は我々を内的植民地として支配する。そこで我々は全体主義的な指令を受けるが、服従する事も抵抗する事もできる。服従する者は抽象的な概念のなかで生きる。抵抗する者は実践により自ら主体化する。ラディカルな下からの道は、多くの基本的概念を脇に置いて進む。特異的で多様な民衆は、協働ネットワークのなかで、物質的非物質的商品を作るだけでなく、我々が分かち合う生の諸形式を増進している。彼らが新しい尺度を生む能力を持つ者だ。主権は国家から金融に移り、支配は生産に対して遠隔的間接的となった。権力は共から奪うが生み出せない。2023/10/02

takao

2
p.vi 「指導者なき運動」は、高度に組織化されたものである。 2022/08/10

カワサキゴロー

1
書かれていることには共感できることもあるのだが、何せ抽象的なので、どうとでも読めるとも感じることもあった。批判として鋭さは感じることも多々あったが。 2022/10/16

山一工房

0
途中で断念。私には、ここに何が書かれているか分からなかった。2023/03/18

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