都立松沢病院の挑戦―人生100年時代の精神医療

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都立松沢病院の挑戦―人生100年時代の精神医療

  • 齋藤 正彦【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 岩波書店(2020/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000614337
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「患者のために働き、公務員として納税者を納得させる仕事をする」が信条の医師、日本最古の精神科病院で唖然とする! 松沢病院140年の歴史と、直近9年間の奮闘-患者の行動制限最小化、身体拘束ゼロ、地域を支え地域に支えられる病院を目指す-の記録から、10年遅れの日本の精神医療の前に立ちはだかる壁を指摘、将来を展望

内容説明

「患者のために働き、公務員として納税者を納得させる仕事をする」。それが信条の精神科医が二〇年ぶりに古巣にもどって見たものは…。松沢病院一四〇年の歴史と、院長としての直近九年間の奮闘―患者の行動制限最少化、身体拘束ゼロ、地域を支え地域に支えられる病院を目指す―の記録から、日本の精神医療の前に立ちはだかる壁を指摘。松沢病院と日本の精神医療の将来を展望する。

目次

1 「こころに深呼吸」―緑あふれる精神科の専門病院
2 松沢病院の歴史と日本の精神医療―一四〇年のカルテから
3 松沢病院の挑戦―院長着任から九年
4 松沢病院の現在
5 松沢病院とこれからの精神医療
おわりに―コロナ禍に一〇〇年後を思う

著者等紹介

齋藤正彦[サイトウマサヒコ]
1952年生まれ。東京大学医学部卒業。都立松沢病院精神科医員、東京大学医学部精神医学教室講師、慶成会青梅慶友病院副院長、慶成会よみうりランド慶友病院副院長、翠会和光病院院長などを経て、2012年から都立松沢病院院長。医学博士、精神保健指定医。主な研究テーマは老年期認知症の医療・介護、高齢者の意思能力、行為能力に関する司法判断(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いのふみ

3
医師としてだけではなく、経営者としても優れている人。公けの病院に民間の感覚を持ち込み、合理性がいい按配で出ている。2022/07/06

ゆかり

2
都立の精神病院はどんな役割を全うすべきなのか。 優れた民間病院と比べてどこが劣っているのか。 どうやって院内外に向けて改善を進めたのか。 医療の世界の話だけれども、自分の所蔵する組織だったら…と惹き込まれまれる。2020/12/14

コキア

1
下高井戸の本屋の店頭に山積みになっていた本書。 東京府癲狂院ー巣鴨病院ー松沢病院(瘋癲病院)に至るまで。 異質な者の排除、隔離のための社会政策から始まった精神医療。 塀の向こう側に閉じ込められた人たちの実情 あの松沢病院、、と院長が認める程のずさんな医療体制。 140年の不当の歴史の中、齋藤院長が奮闘する9年間。 〝長期療養→治療をする病院〟に変わりつつあるとはいえ、不寛容な社会が変わらないと精神医療のありようも変化することはない。 時代遅れの日本の精神医療の難しさを知る 2021/02/23

小豆

1
公的機関を変革することの難しさを痛感。 病院経営はハードであると再認識。 公務員としての働き方を考えさせられた。 もっと柔軟な働きをせねば。2021/01/16

Jau

0
分野も立場も違うけど、できることはちゃんとやろうかなと思わせる 勇気が出る本 … だけどふと、「この人は優秀。自分に同じに求める必要はない」、だって現代社会で優秀な医師と同じ成果を求める方が燃え尽きるから、「データを取ったり分析したり現状を理解し対策を考えるのは同じようにはできない、そしたら決断し統率するのはこういう人の仕事、したら私らは従う」ってやっぱりヒエラルキーにもどってしまった。2024/03/26

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