日本資本主義の大転換

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日本資本主義の大転換

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  • サイズ B6判/ページ数 239,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000610872
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

一九七〇年代から八〇年代にかけて驚異的な成功を収め、世界の注目を集めた日本経済の凋落はなぜ生じたのか。「環境変化に対応した改革が遅れた」とする広く流布された観方を排して、日本経済を新たな視角から多面的に分析する。欧州発の本格的な日本経済論。

目次

序章 なぜフランス人経済学者は日本の資本主義に興味をもったのか、そしてそれが日本にとってなぜ重要なのか
第1章 資本主義の多様性と資本主義の未来への日本からの教訓(セバスチャン・ルシュヴァリエ=イヴ・ティベルゲン)
第2章 J企業モデルの終焉?
第3章 日本の資本主義は今なお調整的なのか
第4章 現代日本の社会的和解の特質
第5章 新自由主義世界の教育システムとは(セバスチャン・ルシュヴァリエ=アルノ・ナンタ)
第6章 シリコンバレー・モデルが日本にとって唯一の道か
第7章 日本資本主義はグローバリゼーションに順応すべきか
終章 資本主義と新自由主義―日本からの教訓

著者等紹介

ルシュヴァリエ,セバスチャン[ルシュヴァリエ,セバスチャン] [Lechevalier,S´ebastien]
1973年生まれ。専攻は経済学。現在フランス・パリにある社会科学高等研究院准教授(日本経済)。日仏財団理事長。東京大学、一橋大学、京都大学などで客員研究員を歴任

新川敏光[シンカワトシミツ]
1956年生まれ。京都大学公共政策大学院・法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

33
2011年初出。歴史家から学ぶということは、異なる時間の尺度に感受性をもつこと(8頁)。本書の目的は1980年代前半からの制度変化の研究(14頁)。社会的和解は不平等研究に理論的枠組を提供する。不平等は資本主義の各形態を規定する要因で、再帰的に分析を可能にする(31頁~)。歴史研究はレギュラシオン理論の基本原則(33頁)。2016/05/04

Mc6ρ助

5
『不安定な状況にあろ人々に対する悪影響を一定程度是正してきた従来の調整方式では不十分である。・・・今後の課題は、かつて自民党レジュームが生んだ仕事・家族・移転政策に専ら頼るのではなく、新たな社会保護システムを構築することである。福祉国家の再定義は、日本型資本主義に重大な帰結をもたらすであろう・・・。(p142)』新自由主義が必ずしもアングロ=サクソン型システムに収斂するものではなく、日本がそれ以外の解を持ちうると言うのは嬉しい限り。誰からみても喫緊の課題は格差の是正、セーフティネットの構築であるとしても。2016/04/19

doremi

0
憶測ですが(amazonで英語版をちら見)、英語版のわかりやすさを酷い翻訳で台無しにしていました。 2016年 C0033 \3400. 20152016/10/26

Hidekazu Asai

0
本書では、小泉元首相は、最も弱いものを保護するという国家の責任の否定、と明確に小泉元首相をあとづける。 日本経済への制度論的、レギュラシオン的分析。 現在の日本経済を理解する上では必読書ではないのか。 2018/04/14

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