出版社内容情報
一生懸命だからこそ,サボるんだ! 動物搭載型の記録装置による「バイオロギング」や「音」を使った最新の記録・分析システムで,予想も常識も覆す,驚きの新発見が続出.南極のペンギンやアザラシから,身近な日本のイルカ,ウミガメまで,謎に包まれた生きものたちの生態と〈本気の姿〉を明らかにする,新しい海洋動物学.[カラー版]
内容説明
一生懸命だからこそ、サボるんだ!動物搭載型の記録装置による「バイオロギング」や「音」を使った最新の記録・分析システムで、予想も常識も覆す、驚きの新発見が続出。南極のペンギンやアザラシから、身近な日本のイルカ、ウミガメまで、謎に包まれた生きものたちの生態と“本気の姿”を明らかにする、新しい海洋動物学。
目次
1 実は見えない海の中(見えるようで見えない海の動物;陸上動物研究では観察が主体 ほか)
2 他者に依存する海鳥―動物カメラで調べる(動物はなぜ潜るのか;周辺の餌分布状況を調べたい ほか)
3 盗み聞きするイルカ―音で調べる(カメラも万能ではない;海は「音の世界」だった ほか)
4 らせん状に沈むアザラシ―加速度で調べる(それは日本から始まった;浮力を使って浮上するペンギン ほか)
5 野生動物はサボりの達人だった!(不純な動機;深海のチーター ほか)
著者等紹介
佐藤克文[サトウカツフミ]
1967年宮城県生まれ。1995年京都大学大学院農学研究科修了(農学博士)。日本学術振興会特別研究員、国立極地研究所助手を経て、2004年より東京大学大気海洋研究所准教授。専門は動物行動学、動物生理生態学など。著書に『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待』(光文社新書、2008年講談社科学出版賞)など
森阪匡通[モリサカタダミチ]
1976年大阪府生まれ。2005年京都大学大学院理学研究科修了(理学博士)。京都大学理学研究科リサーチフェロー。日本学術振興会特別研究員、東京大学大気海洋研究所特任研究員などを経て、2010年12月より京都大学野生動物研究センター特定助教。専門は動物音響学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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