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岩波現代全書
いまを生きるための政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 242,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000291095
  • NDC分類 311
  • Cコード C0331

内容説明

歴史的な転換期の中で、いま日本の政治は大きく揺れ動いている。この困難な時代を生き抜き、人間の尊厳を守る社会を作り出すには、政治学の知見が必要だ。人間は社会の中で生きる存在であり、そうした他者とのかかわりから政治が生まれてくる。人間の本性を踏まえて政治の本質に迫り、民主政治のメカニズムをわかりやすく解説する本書は、市民一人ひとりが政治を知り、考え、行動するための最良の手引きとなるだろう。

目次

1 知る(政治とは何か;政治に参加するということ;人間の不完全性と民主政治;民主政治の理念とは何か)
2 動く(民主政治の基本的な原理と構成;政治はどのように展開されるのか)

著者等紹介

山口二郎[ヤマグチジロウ]
1958年生まれ。東京大学法学部卒業。現在、北海道大学法学部教授。専攻は行政学・政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメフトファン

30
佐藤優さん絶賛の本だったので、楽しみにして読みましたが、著者のきめ細やかな洞察力に圧倒されました。駆け足で読んでしまったので今度はもう少しじっくり読んでみたいです。2015/02/07

masabi

15
【要旨】実践的な政治学の入門的な教科書。【感想】出口さんの書評を参考に。実際に投票や討論など政治活動を行えるように政治の力学をわかりやすく書いていると思う。政治家、官僚、専門家、市民がそれぞれなすべきことをしなければ民主主義は機能しない。懐疑的理想主義としてどれだけ進んだよりも進む方向性に確かめることが遅々とした現実に折り合いをつけることなのだろう。2013年に出版されたので震災と原発事故に纏わる問題意識が多めだ。2016/12/06

岩崎俊

4
この本で残りの1年間勉強していきたいと思う。今まで勉強してきて、考えることができなかったこと、答えが出せずにいたことについて書かれている。それが答えではないのは言うまでもないが、しかしとても勇気付けられた。2014/03/04

ステビア

4
特に見るところはなかった。ネオリベ叩き。2014/01/13

takashi1982

3
山口二郎北大教授(当時)による「入門 政治学」といった内容である。山口氏のスタンスが批判理論としての政治学というところもあって、現状に対して規範的な理論ないしはアプローチを意識的にしている。そこが読み手を選ぶところだろう。そういうのが嫌なら有斐閣の『政治学』や佐々木毅『政治学講義』(東大出版会)を読めばいいと思う(両者は良くできているが「教科書」的な硬さ全開だ)。とは言っても、山口氏の専門は行政学であって、行政を政治の中に位置づけ、文章として表現する手腕はとても上手いと思った。2014/03/16

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