加藤周一自選集〈4〉1967‐1971

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  • サイズ B6判/ページ数 420p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000283441
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0395

出版社内容情報

日本美術に関する理論を展開した「日本の美学」はじめ諸芸術論、政治を論じた代表的著作「言葉と戦車」および国外の社会運動を伝える諸論稿等、多領域への関心を物語る、政治の季節ともいうべき1968年前後の5年間を収録。

内容説明

政治と文化・芸術、歴史と「いま」、多領域にわたる関心を同じ冷静な眼をもって分析し、自在に語る、時代の証言の数々。

目次

仏像の様式
日本の美学
宗達私見
世なおし事はじめ
言葉と戦車
アメリカ再訪
日本における芸術思想の展開
芝居についての芝居
ジャコメッティまたは純粋芸術家
丁丑公論私記
小倉朗または音楽の現代
林達夫とその時代
日本文学史の方法論への試み
亡命の問題三つ
「追いつき」過程の構造について
米中接近―感想三つ
感受性への忠実
鴎外全集に寄す
中国または反世界
中国・二つの顔
中国または人民の兵営

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KUMA0504

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「世直し事はじめ」(68年「世界」8月号)の再読が必要であるとつくづく感じた。もちろんプラハの自由化とソ連の介入を詳論した「言葉と戦車」(「展望」11月号)も。鷲津氏は「プラハの春は加藤の見果てぬ夢だったのである」と言っている。その「夢」とはなんだったのか。2010/05/13

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