リスク学入門〈3〉法律からみたリスク

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  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000281331
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3336

出版社内容情報

産業社会から脱産業社会へ。われわれはいま、予測困難なリスクに重層的に取り囲まれ、リスクは階層や国境を越えて肥大化しつつある。この「リスク社会」を理解し、問題解決に向けたリスクコミュニケーションの作法を探求するために、リスクの定義・リスク分析・リスク管理などについて、学知の基礎作りを目指す初の学際的な取り組みが企画された。

内容説明

リスク社会の出現は、従来の市場メカニズム・議会制民主主義・立憲主義などに支えられた公共空間に揺さぶりをかけ、法および法学は新たな挑戦を余儀なくされている。法は人為的な制御の可能性を度外視した結果に対する責任を各人に問えるのか?選択の自由と福祉の公平公正の原則に照らしたとき、福祉国家の撤退によって生じた各人へのリスク配分の格差をどう処理したらいいのか?刑法、ネット社会、環境行政、環境リスク、社会保障法、安全保障など、いくつかの事例を挙げながら、法学にリスク概念を導入し新たな知見を探求する初めての試み。

目次

序章 法律とリスク
第1章 リスク社会と刑法
第2章 インターネット社会のリスクと課題
第3章 リスクをめぐる環境行政の課題と手法
第4章 環境リスク問題への国際的対応
第5章 社会保障法とリスク
第6章 安全保障上のリスクと国際法

著者等紹介

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授。公法学(憲法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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陽香

1
200708032017/03/12

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