出版社内容情報
アフガニスタン,レバノン,パレスチナ.テロの温床として攻撃の標的にされた場所を追うと,そこには傷つき,絶望し,怒り,抵抗し,さすらう犠牲者たちの群れがあった.生存空間を奪われる理不尽を訴える声に耳を澄まそう.
内容説明
アフガニスタン、レバノン、パレスチナ。支配と占領に抵抗し生存空間を奪われることの理不尽。
目次
写真編(アフガニスタン;レバノンの戦場;パレスチナ)
本文編(アフガニスタン;レバノン;パレスチナ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
28
写真集。戦争で破壊された建物や傷付いた人たちの写真をみると、平和の大切さを痛感します。引き裂かれた家族が切ない。2015/08/21
gou
1
戦争が力を持たない人間にどれほど凄惨な影響を与えるか。マスメディアがふざけた報道をしていた裏で、どれだけの惨事が起こっていたか。写真からも、文章からも強烈に伝わってくる。ぜひとも読んでほしい。2008/07/29
愛希穂
0
日本の大手メディアでは決して伝えることができない、アフガニスタンやパレスチナの現実が写真と広河氏の文章で、分かりやすく、でも鋭く迫ってきます。 一番の問題は、私たちが情報を正しく判断するために必要な情報が、正しいものなのか、作為的なものなのか、誰にも判断ができなくなっていることである。もっとも必要なときに、信頼できる情報を見分けるすべをもたないというもどかしさや、知らないまま荷担を強いられて…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2011/10/12