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1冊でわかる
1冊でわかるイスラーム

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  • サイズ B6判/ページ数 242,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000268707
  • NDC分類 167
  • Cコード C0314

出版社内容情報

10億人の信者を抱え,国際情勢のカギを握るとも言われる巨大な宗教,イスラーム.単なる政治的イデオロギーではない,その豊かな世界を理解するために必要な視点を神学の基本からジェンダー問題まで幅広く提供します.

内容説明

個人の信仰なのか、地域に根づく文化なのか、それとも政治的運動のイデオロギーなのか―メディアに現れるイスラーム像はしばしばステレオタイプに流され、そこからは世界人口の5分の1を信徒に擁する巨大宗教の実像が容易にとらえがたい。否応なしにイスラーム世界を巻き込むグローバル化と資本主義の荒波の中で、いまイスラーム世界では、女性の社会進出や経済体制の変容、そしてイスラーム法の回復にまつわる問題など、さまざまな摩擦が生じている。伝統への回帰と近代化の間で揺れ動く現代のイスラームについての理解を深め、世界の「今」を知るための必読の1冊。

目次

1 イスラーム、ムスリム、イスラーム主義
2 クルアーンと預言者
3 神の唯一性
4 シャリーアとその影響
5 女性と家族
6 二つのジハード
補遺 イスラームの五柱

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5
タイトルに恥じない内容だった。日本のマスメディアで描かれる典型的で危険なイスラム、なぜ彼らはそうなったのか? どうして過激的な行動にはしるようになり、それが宣伝されたか。内実はどうなっているのか。いや、そもそもイスラムとはどういったものだったのか。イスラームの信仰と預言者、それに取り巻く宗教環境と権力者たち。西洋化の近代化とかつてのようにはいかない情報の洪水にさらされながらイスラムも変わろうと足掻いている。近代イスラームの入門書におすすめです。後書きの後ろにさらにイスラーム関連書籍が載っているのも嬉しい2012/02/17

まりこ

2
大学の専攻で必読の本だったが、在学中にこの翻訳版が出たにも関わらず、読んだフリをしていた……が、ついに積ん読解消。シンプルな表紙と「1冊でわかる」という文言から受ける気やすい印象とは異なり、しっかりイスラム教を学べ、これこそ「イスラム教入門」。ニュースに対するネット上のコメントで、イスラム教を「野蛮」「未開」…さらに酷い言葉で罵るものを目にするが、そういった不理解を解決するのに、もってこいの1冊。2014/07/25

陽香

1
200403232016/02/27

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