双書科学/技術のゆくえ
フェミニズムと科学/技術

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000266369
  • NDC分類 404
  • Cコード C0340

出版社内容情報

科学/技術に女性はどのように貢献し,何ゆえ貢献を妨げられたのか,そして未来は.科学史を書き換え,科学の方向をも変える,フェミニズム科学史-「女性の本質」を問題にした科学が,いま女性によって問い直される.

内容説明

「科学の客観性」の意味が問い直される現在、「過去の科学」が規定した「女性の本質」がいまなお信じられている。一方、科学/技術に女性がいかに貢献し、何ゆえ貢献を妨げられたのかは、闇に葬られてきた。その知られざる歴史と日本の女子教育の考察を通して、科学/技術と人間が良い発展をとげるためには何が必要か、を明らかにする。

目次

序 科学的「発見」とは
1 問題意識の芽生えと確立
2 科学における女性
3 日本の女性科学技術者
4 科学知識とジェンダー
5 “女性問題”から“科学問題”へ

著者等紹介

小川真里子[オガワマリコ]
1948年生まれ。科学史専攻。三重大学教授。近年、医学研究が政治の道具とされた歴史を発掘し、とくにコレラを巡る衛生史に関心をもっている
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