岩波セミナーブックス
カントを読む―ポストモダニズム以降の批判哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 335,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000266079
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C0310

出版社内容情報

現代に生きる人間にとって重要な課題を解決するための手がかりを「情感豊かな理性」の働きに依拠するカントの多元主義的思想に見いだし,最先端の思想家たちの問題提起と対比させて新たな読み方を提示する「現代カント入門」.

内容説明

現代人にとって避けられない重要な課題を掘り下げ解決するための手がかりを「情感豊かな感性」の働きに依拠するカントの多元主義的な思想に見出し、従来のステレオタイプ化したカント像を見直す。最先端の現代思想家たちの問題提起と対比させて新たな読み方を提示する「現代カント入門」。

目次

第1講 カントの批判哲学の射程(本講義の主要課題;新しいカントの読み方 ほか)
第2講 カントの「啓蒙」の再評価をめぐって(カントの「啓蒙」再評価のねらい;『啓蒙とはなにか』をめぐって ほか)
第3講 カントの多元主義と可謬主義(ニーチェの批判主義;カントの遠近法主義 ほか)
第4講 多元主義の立場と政治哲学(反省的判断力とアーレントの政治的判断力論;歴史哲学と永遠平和論の意義 ほか)

著者等紹介

牧野英二[マキノエイジ]
1948年生まれ。現在、法政大学文学部哲学科教授。哲学・倫理学・美学専攻。岩波版カント全集編集委員、ディルタイ全集(法政大学出版局)編集委員など
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感想・レビュー

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Atsushi Sakamoto

1
カントの入門編として読みました、あまりの読みやすさに、そしてそのおもしろさに引き込まれてしまいました。2006/05/05

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