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出版社内容情報
多様な価値観が対立する現代社会の中で,倫理と道徳をどのように問えるのか.この200年の幅で,日本人の生活の底にあった生きるための規範を再検討し,文化の根底から倫理と道徳のゆくえをとらえ直す.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
27
鶴見俊輔氏:倫理を考えるとき、正義の大道があり、その道を自分は歩いていると考えることにはあやうさがある(5頁)。山室信一先生:結果責任といっても実際上は、政治家個人をとってみれば自らは何もしないで辞めるという無為によって責任をとることになる(92頁)。落合恵子氏:共生とは、互いに同じ力を持ったもの同士が、同じ空間を分かち合うことだ(235頁)。倫理とは、時代によって、変わり得るもの、偏向するもの(236頁)。2015/12/26
あむけ
0
鶴見俊輔氏の「倫理への道」を読んだ。短い文章の中に氏が歩んできた人生から来る確固とした考え方が伝わる。自分の身の丈に合った歩みをしたいものだ。2012/03/31
じょう
0
戯言多し