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出版社内容情報
家庭の崩壊とともに,子ども時代を過ごすことのできなかった子どもたちは,心に深い傷を負ってさまざまに苦しんでいる.ワークを通じて心とからだの癒しに挑む著者が,家庭と学校の変革を訴える.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
32
★★★★教育者の視点から書かれた、アダルトチルドレンの本。自分が子供の時に親から受けた心の傷を癒さない限り、生き方にとまどう時期がきたり、親として子供に適切に関われなくなったりする。苦しんでいる渦中の人も多いだろうが、自分がそうだと気付かずに負の連鎖を繰り返す人も多いのではないだろうか。そのことが、行きづらい社会を作り出していく。 多くの人と、癒し癒される関係でありたい。2017/11/05
飯田良智
0
名作。深い。後世にも残る一冊。海外にも、日本研究として使える本でないでしょうか?日本人の心の奥にある傷。それが、不登校や非行など、いろいろな子どもたちの問題として出てきた。ところが、大人たちは、自分の傷に気付きたくないので、学校や教育のせいして、逃げている。まあ、気持ちはわかりますよね。いやー、それにしても深い。面白い本でございました!2014/09/12
ゆう
0
最近、こういう本を読んでます。2011/05/13
鈴と空
0
2006年以前
さぷ
0
彼女自身の言葉や考え方は少し難しい。 でも、ワークを通した、人々の生々しい悲しみが読み手にズクズクくる。 依存症、ネグレクト、DVの環境で育ってきてしてしまった子供達が当時の自分になって気持ちを吐き出す。 最後は救われていきます。 みんな寂しかったんだね。お母さんに抱きしめて欲しかったんだね。2018/10/12