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時間と空間をめぐる12の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 329,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000258470
  • NDC分類 112
  • Cコード C0010

出版社内容情報

アリストテレスから,八つぁんに問いつめられる落語のご隠居に至るまで,時間と空間とは古来人びとの頭を悩ませてきた.日ごろ何気なく使っているこれらの概念について,古典的なパラドックスや代表的な哲学者の見解を紹介しながら,哲学的に考えてゆく.歴史や文学の話題を織り交ぜ,時間と空間をめぐる不思議な旅に読者を誘う入門書.

内容説明

日ごろ何気なく私たちが使っている時間と空間の概念について、古典的なパラドックスや代表的な哲学者の見解を紹介しながら、哲学的に考えてゆく。歴史や文学の話題を織り交ぜ、時間と空間をめぐる不思議な旅に読者を誘う入門書。

目次

万物の尺度
変化
側面のない箱はあるのか
曲線と次元
時間の始まりと終わり
空間の端
無限とパラドックス
時間は過ぎ去るのか
映画のごとき宇宙
歴史に介入する
他にもある時間と空間
時間の矢

著者等紹介

レ・ペドヴィン,ロビン[レペドヴィン,ロビン][Le Poidevin,Robin]
イギリス・リーズ大学哲学科教授。形而上学、認識論、宗教哲学

植村恒一郎[ウエムラツネイチロウ]
群馬県立女子大学教授。哲学、時間論

島田協子[シマダキョウコ]
群馬県立女子大学准教授。英文学、モダニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
時空の哲学の第一人者による入門書。時間と空間の実在性や有限性、関係主義と絶対主義、時間の経過の仕方と向き、逆向き因果、多宇宙仮説などといった時空の哲学の幅広いトピックが論じられる。入門書の割にはかなり高度な議論にまで踏み込んでいる印象は受けたものの、丁寧な説明に加え、最後には著者自身による本書の議論のまとめもあり、初学者への配慮が行き届いた入門書になっている。一読してわからなくても、2、3回読めば必ず時空の哲学の面白さに夢中になること請け合いである。2014/02/26

Masa

0
本の帯に入門書とありましたが、理解するに困難な箇所も多く、時間と空間は理解困難でしたが、自分の未熟さは十分理解出来ました。謎は謎のままですが、謎を解くための思考過程は学べたか、と思います。2013/08/07

河童

0
時間と空間のひずみが重力と関係することくらいは聞いていたが、そもそも時間と空間とは、という問いを投げかけられると、はて?私の頭ではまったく理解不能でした。でも、面白い本だったと思います。2012/08/21

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