ワーキング・プア―アメリカの下層社会

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ワーキング・プア―アメリカの下層社会

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  • サイズ B6判/ページ数 397,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000257596
  • NDC分類 366.025
  • Cコード C0036

内容説明

働いても働いても生活できない、それどころか、勤勉に、つましく暮らしているのに、貧困の悪循環に陥り、生活がますます苦しくなっていく…。本書では、人々の生活を日々支えているにもかかわらず、人々の目に入らず、打ち捨てられてきた、アメリカのワーキング・プアの実態を詳細にレポートする。ピューリッツァー賞受賞の実力派ジャーナリストによる迫力に満ちた告発から、新自由主義経済の片隅で何が進行しているのか、その実像が見えてくる。出版されるなり、たちどころにベストセラーになった話題の書。

目次

貧困の淵に立って
お金とその対極
働いてもうまくいかない
第三世界を輸入する
恥辱の収穫
やる気をくじく職場
父親たちの罪
家族の結びつき
体と心
夢〔ほか〕

著者等紹介

シプラー,デイヴィッド・K.[シプラー,デイヴィッドK.][Shipler,David K.]
1966年から88年まで「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者として、ニューヨーク、サイゴン、モスクワ、エルサレムなどで取材に当たる。その後も、同紙をはじめ、『ニューヨーカー』誌、「ワシントン・ポスト」「ロサンゼルス・タイムズ」などに寄稿。著書としては他にピューリッツァー賞を受賞した『アラブ人とユダヤ人―「約束の地」はだれのものか』(千本健一郎訳、朝日新聞社)などがある。現在は、メリーランド州に在住し、大学、シンクタンクなどを始め、全米各地で講演も行っている

森岡孝二[モリオカコウジ]
1944年大分県生まれ。関西大学経済学部教授・株主オンブズマン代表。香川大学卒業、京都大学大学院博士課程中退。経済学博士。専門は、企業社会論

川人博[カワヒトヒロシ]
1949年大阪府生まれ。弁護士。1974年東京大学卒業。78年に弁護士登録

肥田美佐子[ヒダミサコ]
ニューヨーク在住。フリージャーナリスト。明治大学卒業。ニューヨーク大学でジャーナリズムを学ぶ。『ニューズウィーク日本版』の編集などを経て、1997年に渡米。米系広告代理店、ケーブルテレビ会社などに勤務後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RmB

7
ウォール街で天文学的数字の収入を得る人々がいる一方、その日の食事にも困る人がいる。アメリカは、引き裂かれた超大国というか、一部が先進国、その他多数が発展途上国で構成された合衆国というべきではないでしょうか?貧困層の労働によって支えられている社会制度に安住している富裕層も転落の恐怖を、高収入と一時的な享楽によって目をそらそうとしているにすぎない。それは薬物に溺れ現実を見ないのと同じなのでしょう。2014/01/21

CCC

4
個別の事例からワーキング・プアの実態を描き出すノンフィクション。最初はやっぱアメリカの貧困はハードだなあ、くらいに思っていましたが、途中からこれは日本にも当てはまる、というか貧しさには普遍的法則みたいなものがあって、ここに書かれていることも、決して特異な国アメリカだからこその話というわけではないのかも、と思いました。例えばドラッグなど、日本ではアメリカほど頻繁にお目にかかりませんが、単語を別のものに置き換えると容易に類型が一つ出来上がります。程度の違いあれど貧しさの形はどこも似通っているのかもしれません。2014/02/24

takao

2
ふむ2023/06/22

komaberry

2
膨大なインタビューにより見えてきたアメリカの貧困。少ない賃金で働いている人たちに支えられている経済であったり、公的援助を受ける資格がありながらその方法を知らないでいる人がいたり、劣悪な家庭環境で満足に食事を与えられていない子供たちがいたり、人種差別であったり、負の連鎖が延々と繰り返されている。日本も格差社会と言われて久しい、明日は我が身と思える。2015/08/23

さぼてん

2
アメリカにおけるワーキングプアの日常を社会保障や背景等とからめて伝えている。専門書というよりノンフィクション本という感じ。本書に出てくる彼ら彼女らを主題にした映画がすぐにでも制作できるほど、ひとりひとりのワーキングプア人生は過酷なものだった。映画なら彼らに待ってるのはハッピーエンド一択なんだろうけど、現実は厳しいな。2013/05/29

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