出版社内容情報
政治とメディアの現実を鋭く批判するエーコの評論集.グローバル化の中の軍事衝突,原理主義の台頭,とめどなく娯楽化していくメディア――.社会が狂信と軽信にますますおおわれ,歴史があたかも進歩をやめて後ずさりし始めたかに見える21世紀の行方に,エーコは知識人の使命を問い直しながら激しく警鐘を鳴らす.
内容説明
政治、社会、メディアの現実に鋭い批判の矢を放つウンベルト・エーコの二一世紀発言集。グローバリゼーションが進むなかでの軍事衝突、原理主義の台頭、とめどなく娯楽化してゆく一方のメディア―。社会が狂信と軽信にますますおおわれ、歴史があたかも進歩をやめて後ずさりしはじめたかに見える二一世紀の行方に、エーコは知識人の使命を問い直しながら、激しく警鐘を鳴らす。
目次
1 戦争、平和、その他のこと
2 グレート・ゲームへの逆戻り
3 十字軍への逆戻り
4 『神学大全』その他
5 人種の防衛
6 第三千年紀初めの黄昏
著者等紹介
エーコ,ウンベルト[エーコ,ウンベルト][Eco,Umberto]
1932年、北イタリアのアレッサンドリャに生まれる。世界的な記号論学者にしてヨーロッパを代表する知識人。評論・創作に幅広く活躍する
アマデイ,リッカルド[アマデイ,リッカルド][Amadei,Riccardo]
1945年、北イタリアのトリーノに生まれる。1968年、日本政府給費留学生として来日、東京藝術大学に学ぶ。現在、翻訳者・同時通訳者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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