琉球 奪われた骨―遺骨に刻まれた植民地主義

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琉球 奪われた骨―遺骨に刻まれた植民地主義

  • 松島 泰勝【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 岩波書店(2018/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000255790
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

一九二〇年代、京都帝大の人類学者が琉球人遺骨を盗掘し、現在も京都大学と台湾大学に遺骨が保管されている。日本の大学や博物館の「学知の植民地主義」を歴史的に検証し、今につながる差別の淵源を明らかにする。

内容説明

一九二〇年代、京都帝国大学助教授の金関丈夫が琉球人遺骨を盗掘し、現在も、京都大学に二六体分、台湾大学に六三体分の遺骨が保管されている。本書は、帝国日本に奪われた琉球人遺骨の苦難をたどることで、日本の大学や博物館の「学知による植民地主義」を歴史的に検証し、現在も再生産される差別と偏見、支配と暴力の構造を明らかにする。そして、アイヌ、台湾原住民族ほか、世界の先住民族の場合とも比較しながら、民族の自己決定権行使としての遺骨返還運動の意義を論じる。

目次

序章 帝国日本の骨―琉球、台湾、アイヌコタン
第1章 盗掘された琉球人遺骨―京都帝国大学の「犯罪」
第2章 学知の植民地主義―琉球人遺骨と大学・博物館の問題
第3章 アメリカと大英帝国旧植民地から―世界の先住民族による遺骨返還運動
第4章 アイヌの骨―学問の暴力への抵抗
第5章 自己決定権としての遺骨返還
終章 生死を超えた植民地支配

著者等紹介

松島泰勝[マツシマヤスカツ]
1963年、石垣島生まれ。龍谷大学経済学部国際経済学科教授。専門は地域経済論、経済史、経済政策。博士(経済学、早稲田大学)。南大東島、与那国島、沖縄島那覇で育つ。那覇高校卒業後、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程履修単位取得。在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館、在パラオ日本国大使館の専門調査員等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hiroki Nishizumi

1
本書を読むまで清野コレクションや金関学派といった人類学の基礎知識が全く無かったので勉強になった。中央の傲慢な体質はその意識が無いままに染み渡っている一例だと感じた。2019/05/18

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