出版社内容情報
世界的デザイナーが生と創作の本質を綴る
1981年にパリ・コレクションに登場した「ヨウジヤマモト」の服は、「黒の衝撃」の名とともに世界のファッション・シーンに革命をもたらした。以来、今日に至るまで世界を舞台に活躍し続ける日本のトップ・デザイナーが、デッサンや写真を交えながら、みずからの生い立ちと人生を、そして創作の根底にある思想と方法を初めて綴る。
内容説明
日本に生まれた一人の男・山本耀司、世界を舞台に翔るデザイナー・ヨウジヤマモト―その生と創作の本質が初めて明かされる。
目次
第1章 ある男(午前3時の女;父兄参観;はぜの面;裸のヤドカリ;ツツジと死;心のそばの胃のあたり;朝のカフェ)
第2章 ある作家(柿の実のはなし;人生劇場;偶然の数珠つなぎ;パリ;黒い星;金魚すくいと砂丘の旅;鼻唄―男よ、女よ;都会のマド;オトシマエ;暗号;種馬とクリエーション)
著者等紹介
山本耀司[ヤマモトヨウジ]
1943年東京生まれ。慶応義塾大学法学部、文化服装学院卒業。1972年、株式会社ワイズ設立。1981年、パリ・コレクション発表、「黒の衝撃」と称され、一大旋風を巻き起こす
満田愛[ミツダアイ]
1975年京都生まれ。大阪大学大学院文学研究科にて、モーリス・メルロ=ポンティの現象学に基づいた「言語の身体論」を研究後、執筆・企画編集活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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