出版社内容情報
「私にとって俳句は遊び.だから真底楽しい」と語る著者.東京やなぎ句会発足の折に,初めて俳句と出会い,はや四十年余.東京やなぎ句会のほか,さまざまな句会にも参加し,詠んだ俳句はなんと四千にものぼる.本書ではその全てを,俳句にまつわるエッセイと共に収録する.俳句と句会・句友への愛と感謝に満ちた,変哲句集の決定版.
目次
第1章 俳句を知り初めしころ
第2章 句友がいれば、苦吟もまたたのし
第3章 駄句への愛着、迷句へのこだわり
第4章 句縁で結ばれ、豊かな後半生
著者等紹介
小沢昭一[オザワショウイチ]
俳優。1929(昭和4)年、東京生まれ。早稲田大学仏文科、俳優座附属俳優養成所所卒業。舞台、ラジオ、映画、テレビなどで幅広く活躍。同時に、民衆芸能の民俗学研究に独自の道をひらく。劇団「しゃぼん玉座」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
5
★曰く 今まで詠んだ句を集めましたら、およそ四千にもなりました。改めて眺めてみますと、どの句にも「自分」というものがチラチラ出ているように思えます。特に「駄句」にこそ私らしさが現れておりますので、あれこれ選ばず、恥ずかしながら詠んだ句全てをのせていただきました。正に、これも私メの半世紀と申せましょう。… スナックに煮凝のあるママの過去 原発を拒みつづけて枯野なる 夕立のあとの横丁深呼吸 東京やなぎ句会をはじめとする、さまざまな句会で40余年に詠んだ約4千句を、エッセイとともに収録する。2013/02/10
takao
1
ふむ2019/12/13