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日本経済史―近世‐現代

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  • サイズ A5判/ページ数 523,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000242820
  • NDC分類 332.105
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日本の近代化を準備した近世から,近代を経て現代までの日本経済の展開を,単に一国の歴史として捉えるのではなく,それぞれの時代の東アジア圏そして国際経済システムの中に位置づけて詳細に説明する.単独著者によるバランスがとれた統一感のある記述と,年間30回の講義に対応した章構成からなる新しいテキスト.

内容説明

日本の近代化を準備した徳川時代から、近代を経て、現在までの四〇〇年余にわたる日本経済の展開を、単に一国の歴史として捉えるのではなく、それぞれの時代の東アジア圏、そして国際経済システムの中に位置づけて詳細に説明する通史。単独著者によるバランスがとれた統一感のある記述と、年間三〇回の講義に対応した章構成からなるテキスト。

目次

第1部 徳川時代の日本経済(徳川政権の成立と国際環境;徳川時代の政治・経済システム;「鎖国」期の対外貿易;「元禄バブル」から「享保改革」へ;農業生産の発展;都市経済の発展;「宝暦~天明期」の政治と経済;変貌する徳川経済)
第2部 「不平等」条約下の日本経済(幕末「開港」と「居留地貿易」;近代日本の経済と貿易;明治新政府の成立;政府財政の確立と産業政策;大久保政権から「明治一四年政変」へ;「待つ方財政」の展開と「企業勃興」;民間産業の発展;「日清戦後経営」と金本位制の確立・条約改正)
第3部 金本位制下の日本経済(日露戦争と国際収支の危機;「日清・日露戦後経営」期の日本経済;第一次世界大戦と日本経済;「帝国」の拡大と植民地経営;「金解禁」の模索と金融界の動揺;「稲生財政」から「高橋財政」へ;戦間期の貿易関係;戦間期の民間経済)
第4部 「計画経済」から「自由経済」へ(戦時経済下の日本経済;戦後改革と経済復興;「高度成長」の時代;変装為替相場制下の日本経済)

著者等紹介

杉山伸也[スギヤマシンヤ]
1949年生まれ。72年早稲田大学政治経済学部卒、75年同大学院経済学研究科修士課程修了。81年ロンドン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)、同年ロンドン大学政治経済学部(LSE)専任研究員。84年慶應義塾大学経済学部助教授、91年より同教授。現在、社会経済史学会代表理事。専攻は日本経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2021/01/13

6 - hey

1
日本国内だけでなく、対外関係にも十分な配慮がなされた本。とはいえ分厚すぎるので、適宜気になった時に本を開きたい。2013/06/04

ミッキー

1
「国家は破綻する」を読んだ時も、スケールの大きな研究内容に圧倒されたが、こちらも研究内容の大きさはひけをとらない。そして、流れが途切れず理解出来て良い本。徳川時代から明治にかけての内容は、勉強になった。2012/09/15

Hitoshi Sasaki

0
そもそも、私は大学院で日本経済史を専攻しています。この本は大学院の指定教科書です。「脱講座派、脱労農派というスタンスをとった」という点でとても面白いです。2015/01/24

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