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人間の境界はどこにあるのだろう?

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  • サイズ B6判/ページ数 197,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000242578
  • NDC分類 469
  • Cコード C0036

内容説明

「人間であるとはどういうことか?」道具の使用、言語能力、芸術活動、道徳的行動―人間のみに具わるとされた優越性は、霊長類学や進化学などによって、人間以外の動物にも見られることが分かってきた。他民族や被征服者を人間以下の存在とみなしてきた例は、文化人類学や歴史学において事欠かない。人工知能や遺伝子工学の進展は「人間後(ポスト・ヒューマン)」の未来を暗示させている。人間と動物の間のグレーゾーンに分け入り、人間という概念の軌跡をたどる旅に出よう。「では、誰が人間なのだろうか」。

目次

序章 「人間らしさ」の土俵
第1章 動物最前線―人間の自己定義の問題
第2章 公式に人間―人間のからだを明示する
第3章 人間存在か、人間らしくあるか―文化的解決をめざして
第4章 進化的苦境―ホミニッドと向き合う
第5章 人間後の未来?―遺伝学とロボティクス時代の人類

著者等紹介

フェルナンデス=アルメスト,フェリペ[フェルナンデスアルメスト,フェリペ][Fern´andez‐Armesto,Felipe]
雑誌編集者、オックスフォード大学研究員、ロンドン大学教授を経てタフツ大学教授。地球環境史・比較植民史・文明史

長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。理学博士。東京大学理学部助手、専修大学法学部教授、早稲田大学政治経済学術院教授を経て、総合研究大学院大学葉山高等研究センター教授。行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむだ

1
Cf.2010/10/29

カネコ

1
2015/11/28

メルセ・ひすい

1
コロンブスは初めから米国大陸の先住民に対して組みしやすいと判断していた。 人間として見ていない。家畜としか見ていない。キリスト教は極悪非道。教義と行いは全世界の他宗教を阻害、排斥した。 残虐行為のオンパレード。2009/01/14

galoisbaobab

0
人間と人間以外の境界線を動物の行動科学の成果を参照しながら「ないんでね?」と、またその境界線が歴史的にどのようにゆらぎどんな陰惨な解釈がされてきたかを荒俣的知識で接続していく感じ。この本は科学書ではなく思想書だね。訳語調日本語が個人的にはキライ。2012/11/10

muko1610

0
★★2009/01/15

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