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日本で不妊治療を受けるということ

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  • サイズ B6判/ページ数 144,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000242301
  • NDC分類 495.48
  • Cコード C0036

内容説明

10組に1組のカップルは不妊であるといわれている日本。だが不妊治療を受ける患者側にとって、実際の治療がどのようなものかは、ほとんど知られていない。この本では、著者が、病院の探し方からはじまる自分自身の不妊治療体験を、心の軌跡とともに語っている。また、患者への情報提供や心のケアが足りていないことなど不妊治療をめぐる態勢や、法律の問題にもふれながら、海外での当事者へのサポートや、国内の患者・元患者たちの新しい動きを紹介。あるべき姿を展望する。巻末に関連情報や連絡先、URLを掲載。

目次

1 不妊治療の日々(働きながら、病院に通う;仕事を辞めました;なぜか涙がでます;体外受精の実際;事実婚の場合)
2 患者にピリオドを打って(知らされた上での選択;初めて医師から聞けたこと;医師だけが知っているルール;不妊が見せてくれた日本;「心のケア」のこれから)

著者等紹介

まさのあつこ[マサノアツコ]
1962年生まれ。英会話学校講師、コンピュータのコンサルタント会社勤務の後、通訳・翻訳業のかたわら、1995年から徳島県木頭村の細川内ダム反対運動にかかわる。インターネット上で、「ダム日記」を掲載。1998~2000年まで衆議院議員のもとで秘書を務め、主に環境関連法案作成サポートに携わる。2001年、再び衆議院議員の政策担当秘書に。2003年に退職、不妊治療生活にはいる。現在はジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わい

2
ツイッターやネット記事などで「妊娠したかったらまずは病院へ!」みたいなものをよく見る。著者が不妊治療を経験したのは15年以上前なので、状況は変わっている(と思いたい)のだろうが、「まずは病院へ!」に対する違和感、不信感のようなものを改めて考えさせられてしまった。不妊治療そのものについてではないが、自分は病院によく行くので、嫌な思いをすることが結構多く、著者の言葉、姿勢を見て「あ、嫌なことは嫌と言っていいし、わからんことはわかっらんと言っていいんだ」と思えた。2021/03/07

ねええちゃんvol.2

1
★★★★ 産婦人科=happyなところ、というイメージが、治療中の方には辛いはず。不妊外来を分けてくれてる病院はいいけど。 高い、大変、辛い、痛いとは聞いていたが、体験談を耳にする機会がないので、貴重な本だと思う。該当者はもちろん、ひとごとだと思ってる方にも読んでほしい。2010/07/14

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