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ドキュメント・ゼロ金利―日銀VS政府 なぜ対立するのか

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000241250
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

98年の新日銀法以降,中央銀行はどう変わったのか.ゼロ金利導入,ゼロ金利解除,量的緩和導入―.歴史に残る特異な政策の舞台裏を「生体解剖」する.政府と日銀が,戸惑いながら必死にもがいた5年間の攻防の記録.

内容説明

日本経済が先進国でも例をみない深刻なデフレ・スパイラルの入り口に立たされる異常な時期と重なった、新生日銀第一期。ゼロ金利導入、ゼロ金利解除、量的緩和導入―。日銀百有余年の歴史の中で、きわめて特異な政策はいかに決定されたのか。金融政策の最高意思決定機関とされる金融政策決定会合ではだれが、どのような議論を展開したのか。日銀内部と政府・国会との迫力ある攻防を再現し、金融政策決定の力学、日銀独立性の実際を「生体解剖」する。貴重な資料と膨大なインタビューをもとに日本の金融政策の奥の院に迫る第一級のノンフィクション。

目次

1 独立記念日(四月一日;手探りの日々 ほか)
2 ゼロ金利へ(芽生える不信感;国債引受け ほか)
3 非不胎化論争(宮沢蔵相登場;必死の説得 ほか)
4 ゼロ金利解除(氷川会の攻防;テーラールール ほか)
5 政策転換(経済財政諮問会議;量的緩和)

著者等紹介

軽部謙介[カルベケンスケ]
1955年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、時事通信社入社。社会部、福岡支社、那覇支局、経済部、ワシントン特派員などを経て、現在、経済部次長
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