出版社内容情報
「都市の肺」とも呼ばれ,市民の憩いの場であり,都市環境にとり重要な緑地は,近代都市形成の中でいかに生まれ,現在に至ったのか.緑地を都市の社会的共通資本と位置づけることで,21世紀の都市環境の姿を提示する.
内容説明
「都市の肺」とも呼ばれ、市民の憩いの場であり、都市環境にとって重要な意味をもつ緑地は、近代都市が形成される中で如何に生まれ、現在に至ったのか。欧米における公園の誕生と発展、近代日本への導入とその後の展開を検討し、緑地を都市の社会的共通資本と位置づけることで、二一世紀の都市環境の姿を提示する。
目次
序章 近代都市の形成と緑地
第1章 近代公園の誕生
第2章 パークシステムの展開
第3章 総合計画としての都市計画へ
第4章 地域計画とグリーンベルト
第5章 日本の都市計画と公園緑地
第6章 社会的共通資本としての緑地
著者等紹介
石川幹子[イシカワミキコ]
宮城県生まれ。1972年東京大学農学部卒業、76年ハーヴァード大学デザイン学部大学院卒業、94年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。工学院大学建築学科教授を経て、現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。農学博士、技術士(都市及び地方計画)。専攻は環境デザイン、都市環境計画。担当した設計・計画に、長崎市中島川公園基本設計、放射5号線の地下化に伴う新宿御苑再生設計、都立武蔵野中央公園設計、長岡造形大学ランドスケープ設計、埼玉県緑のマスタープラン等がある
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