地域は「自立」できるか

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000238472
  • NDC分類 318
  • Cコード C0033

内容説明

1970年代までは「持ちつ持たれつ」であった地域と都市との関係はこの30年で大きく変化した。いま地域にあるのは、都市との相互理解が進まないことへの疲労感と自信の喪失であり、他方で都市には地方支援への徒労感が漂っている。両者の間には「格差」という言葉だけでは表されない「意識の断絶」が感じられる。本書は地域の側にたった「自立」とは何かを明らかにする。

目次

1 プロローグ―都会と田舎の断絶
2 地域格差は拡大しているか
3 多様な自立の意味
4 ブロック圏の自立
5 地方中小都市、農山村の自立
6 集約化で地方はどう変わるか
7 エピローグ

著者等紹介

奥野信宏[オクノノブヒロ]
1945年島根県生まれ。69年京都大学大学院農業経済学専攻修士課程修了。名古屋大学経済学部教授、同学部長、同大学副学長を経て、2004年より中京大学教授。現在総合政策学部長、学校法人梅村学園理事。専攻は理論経済学、公共経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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