創価学会・公明党の研究―自公連立政権の内在論理

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創価学会・公明党の研究―自公連立政権の内在論理

  • 中野 潤【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 岩波書店(2016/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 293,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000237345
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

選挙と信心が一体化した創価学会に支えられる公明党。自民・民主との知られざる攻防から解き明かす自公連立の実態。

内容説明

暴走の歯止め役か、付き従う選挙マシンか。深まる創価学会と公明党の一体化に伴い、ますます自民党は選挙において創価学会への依存度を高めていく。はじめて明かされる創価学会と政界の攻防。

目次

序章 最大の目的は「選挙協力」―自公連立を支える論理と心理
第1章 非自民連立政権の失敗から自公連立へ―自公政権の本質とは何か
第2章 公明党の歴史的変遷―言論出版妨害事件と田中派との蜜月
第3章 創価学会と公明党の内部構造―深化する一体化
第4章 公明党の苦難の時代の始まりと創価学会「政治縮小路線」への模索
第5章 幻の「民公連携」―池田の体調悪化と創価学会の迷走
第6章 潰えた選挙制度改革という悲願―創価学会・民主党の交渉の顛末
第7章 「ポスト池田」レースと第二次安倍政権下の自公連立
第8章 解釈改憲を認めた「平和の党」―「集団的自衛権」から逃げた創価学会
第9章 自民・公明の力関係と「維新」―安倍政権の性格を左右する三者の力学
第10章 二〇一六年参院選へ、創価学会の必死の攻勢―公明党依存を強める安倍政権
終章 創価学会・公明党はどこに向かうのか―池田逝去と自民党敗北の時

著者等紹介

中野潤[ナカノジュン]
ジャーナリスト。創価学会と公明党の動きについて『世界』を中心に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

26
宗教組織としての創価学会についての分析ではなく、学会、及び公明党がいかに政治に関与し始め、現在どのような影響力を与えているかを論じた『創価学会・公明党の研究』。読み終わった感想は、残念のひとことだ。選挙が信心評定になっている学会のシステムや、自民党と連立を組むことで起こっている公明党のジレンマなど、新聞やTVニュースを見ていれば素人でもわかりそうなことを、思わせぶりに書いてある。関連本からの情報が多いのも気になる。(つづく)2017/01/08

coolflat

16
公明党と自民党の密接な関係は、60年代後半の言論出版妨害事件から始まる。その時の自民党の主流は田中派であり、その後続派閥である竹下派・小渕派が関係を続けていた。しかし小泉政権以降、旧田中派がパージされてから、公明党と自民党の間にパイプがなくなった。唯一あるのは、菅官房長官(官邸)と佐藤副会長(創価学会)の個人間のパイプだと。そのため党の頭越しに直接、官邸-創価学会間で物事が進められている。池田が高齢のため指導力が発揮できず、ほぼ官邸(菅)の言うがままになっており、そのことが安倍一強をさらに推し進めている。2017/04/01

Kenji Suzuya

2
公明党が連立政権入りしてから現在までの、創価学会と公明党の力関係を描く。公明党が強固な支持基盤を有しているように見えて、小選挙区での候補者擁立のために自民党との協力を余儀なくされたり、強固であるがゆえにときに妥協を拒む学会(特に婦人部)からの突き上げに苦慮していることが示される。消費増税、安保法制、対維新などの事例にそって安倍政権との力関係が後半では描かれるが、キャスティングボートとしての力量を十分には発揮しきれていないのではないか。2017/01/03

Hisashi Tokunaga

2
自公・創価学会いずれも少子高齢化による新たな戦略が共通して必要とされていることがわかる。数を正当論理とするとき、総数(母数)が変化する時、いかなる戦略でその正当性を維持できるかまた、できないか。創価学会公明党のここ10年を丁寧に考察してその課題を提示した。しかし、筆者がもっともよく知るところだろうが、宗教・政党には当事者でなければわからない深淵があるはずだが、そこのところはアプローチしきれないよね。岩波が何故著者とつるんで創価公明へアプローチするのか?2017/01/03

Takayuki Ato

0
勉強になるな~~2016/12/10

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