出版社内容情報
「民衆史」「自分史」の提唱者が35年かけて完結させた書き下ろしの昭和自分史最終篇。1970年から89年まで、保守化する時流に抗して生きてきた灼熱の記録。多くの同時代人に対しても仮借ない筆が振るわれている。
内容説明
「民衆史」「自分史」の提唱者が三十五年かけて完結させた書き下ろしの昭和自分史。一九七〇年から八九年まで、五つの課題―水俣調査、「歴博」の創設、民権百年、「日本はこれでいいのか」の市民運動、昭和天皇の責任問題―に取り組み、時流に抗して生きてきた灼熱の記録。多くの同時代人に対しても仮借ない筆が振るわれている。
目次
序章 わたしの“新世界”
第1章 水俣に調査団でかよう
第2章 「歴博」を創るたたかい
第3章 「自由民権百年」を国民集会に
第4章 「日本はこれでいいのか」と問いつづけて
第5章 昭和の終焉―天皇と共に二十年
付章 忘れ得ぬひとびと
著者等紹介
色川大吉[イロカワダイキチ]
1925年千葉県生まれ。東京大学文学部国史学科卒。東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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