出アフリカ記 人類の起源

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  • サイズ B6判/ページ数 356,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000233545
  • NDC分類 469.2
  • Cコード C0045

出版社内容情報

現生人類(ホモ・サピエンス)はどこから来て,どのように世界に進出したのか.なぜネアンデルタール人は滅びたのか.現生人類のアフリカ起源説の提唱者が最新の証拠をもとに,人類の足跡を臨場感たっぷりに語る.

内容説明

現生人類(ホモ・サピエンス)はどこから来て、どのように世界各地に進出していったのか。また、なぜネアンデルタール人は滅び、現代人は生き延びたのか。現生人類のアフリカ起源説を提唱した人類学の第一人者が、人骨などの化石、石器などの考古学的証拠、DNA分析などの最新の証拠をもとに、人類のたどった道を臨場感たっぷりに語る。

目次

1 キビシュの謎―クリス・ストリンガーによる個人史をまじえた前おき
2 イーストサイド物語
3 ぞっとさせられるような連中
4 時と機会
5 全人類の母?
6 時の砂に残された足跡
7 肌の下はアフリカ人
8 呪術師
9 解き放たれたプロメテウス

著者等紹介

ストリンガー,クリス[Stringer,Christopher]
ロンドンの下町生まれで、子供の頃から人類化石に深い興味を抱く。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジで人類学を修め、ブリストル大学でPh.D.取得。現在、ロンドン自然史博物館人類起源グループ部長。一貫して現代人の起源問題をリードしてきた。主な著書に『In Search of the Neanderthals』(Clive Gambleとの共著、邦訳名『ネアンデルタール人とは誰か』河合訳、朝日新聞社)がある

マッキー,ロビン[McKie,Robin]
『オブザーバー』科学部編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

26
大学時代に受講した文化人類学の内容を思い出しながら読みました。ホモサピエンスの起源について『アフリカ単一起源説』と『多地域進化説』の論争やアフリカ起源でも人種の違いを知性と無理やり関連づける話などを扱った一冊。今では人類の起源はアフリカというのは難なく話せるが、人種差別が強かった時代、特に欧州ではアフリカ出身の人々を奴隷として売買していたこともあり起源がアフリカにあると認めたくないことから否定する人々の声の方が大きかった。しかし、科学的な裏付けによりアフリカ起源説が認められていく。2022/09/29

takao

2
ふむ2023/01/23

yooou

0
☆☆☆☆☆2004/01/30

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